認定看護師・指導士

認定看護師・指導士のインタビュー

すでに多数の認定看護師が働いており、アドバイスや指導を受けられます。
先輩の体験談をご紹介します。

  • がん化学療法 山中 望
  • フットケア指導士 鈴木  一美

「薬剤の知識が増えたことで根拠を持ったアセスメントが可能に」がん化学療法 山中 望 外来勤務(17年)

自分自身が “がん"を患ったことで、“がん"がより身近な存在に

子供の頃、喘息でよく病院を受診しており、看護師を身近に感じていましたし、あこがれもありました。ですので、患者さまから信頼されて相談される看護師になることを目指しました。そして、自分自身が “がん"を患ったことで、“がん"はより身近な存在となりました。その経験を経て、より多くの化学治療の知識を得て、がん患者さまの役に立ちたいと思いました。

根拠をもってアセスメントできるように

化学療法の認定を取得するにあたり、薬剤の知識が増えたことで、しっかりとした根拠をもってアセスメントできるようになりました。また、関わった患者さまが残念ながら亡くなってしまわれた後にも、ご家族の方から、私や当院に出会えてよかったという言葉をいただいた時は、感動しました。これからも化学療法を受ける患者さまの側で支えていきたいと思います。

意見や提案を柔軟に受け入れてくれる病院

当院のスタッフはアットホームで温かく、意見や提案などに対しても柔軟に受け入れてくれる病院だと思います。

「資格があっても周りとの連携が大切だと感じています」フットケア指導士 鈴木 一美  透析センター勤務(3ヶ月)

資格があると説得力が増す

透析看護に携わり、下肢切断予防のため、足のケア、お手入れの方法を指導したりしています。足の状態で、患者さまの今までの生活環境が分かります。フットケアを通して、その方の人生が垣間見えるようで、一見気難しそうな方とも会話が弾むこともよくあります。患者さまの足を守るためには、その重要性を理解してもらう必要があり、有資格者でなければ説得力に欠けると思いました。

看護部長の後押しと、看護主任の積極的な協力

フットケア自体を推進しようとした時、うまくいかない事ばかりでその道のりは大変なものでしたが、当時の看護部長から後押しをいただき、看護主任にも積極的に協力していただけたことで、乗り越えることができました。

患者数が増える中で、フットケアの時間をうまく作るためには、まわりのスタッフの協力が不可欠です。当院は前の職場より検査・リハビリが充実しているので、連携という形でより資格が生かせると思っています。

他施設との連携で、より資格が生かせる

患者数が増える中で、フットケアの時間をうまく作るためには、まわりのスタッフの協力が不可欠です。当院は前の職場より検査・リハビリが充実しているので、連携という形でより資格が生かせると思っています。