外科・消化器外科 医師インタビュー

豊富な経験を基に患者さんとじっくり話し合い、一番いい治療法を提供します

副院長
外科・消化器外科
主任外科部長
竹上 智浩
25年以上にわたり様々な患者さんを診察しました

私が学生の時、昭和天皇が手術を受けられました。執刀医の先生が別の手術をする際、ご一緒する機会がありましたが、先生の人柄で手術がとてもなごやかな雰囲気の中で行われました。
その時の印象が非常に強かったことが、外科医となるきっかけの一つになりました。

医者になってこれまでに、25年以上にわたり様々な患者さんを診てきました。
当科では一般・消化器外科を診療致しますが私は主に消化器疾患を担当致します。消化器は大きく消化管と肝臓、胆道、膵臓の臓器に分類されますが全般的に診察、手術を主とした治療を行います。診察は消化器内科的な分野も御相談ください。胆嚢や胃、大腸疾患においては症例に応じて腹腔鏡手術も行います。虫垂炎や胆嚢炎、消化管穿孔などの緊急手術にも対応致します。

患者さんやご家族にとっての「一番」を一緒に考えます

同じ病気でもいろいろな治療法があり、性別、年齢によって治療法を変える場合もあります。
いずれにせよ、患者さんにとって一番いい治療法を決める上で欠かせないのが、十分にお話をさせていただくことです。患者さんやご家族の要望をお聞きし、いくつかある治療法を説明してから、どのような治療がいいのか一緒に考えます。

そのために看護師や薬剤師らコメディカルスタッフと週に1度、多職種カンファレンスを開いて情報共有をし、患者さんをサポートしています。

新しい診療科や医療機器の充実で治療の幅を広げます

当院は2018年4月に新築移転しました。これだけの規模の病院がハード面で新しくなったことはとても大きなことです。これに伴い整形外科などの診療科も増えたので、地域の皆様に提供できる医療の幅が広がりました。今後、さらに新たな設備が導入されるので、可能性はますます広がると思います。

人間ドックや健診を受けるなど健康管理をお勧めします

定期的に人間ドックや健康診断を受けることは病気の早期発見のために、大切なことです。がんが怖くて受診をためらい、症状が悪化したり、がんが進行したりするケースは今でもあります。
当院の健康管理センターでは、人間ドックや健康診断を実施しています。ぜひご利用ください。

また、徳洲会グループは地域の皆様に情報を発信するために、公開講座にも力を入れています。当院1階にあるY's Spaceでは医療講演を行っており、医師や薬剤師、管理栄養士らがそれぞれの専門分野からお話をしています。
参加費は無料ですので、参加していただき、健康管理に役立ててほしいと思います。

Profile
竹上 智浩(たけのうえ ともひろ)副院長 主任外科部長

専門分野

  • 消化器外科

経歴

  • 東京大学卒

専門医・認定医等

  • 日本外科学会専門医/指導医
  • 消化器外科学会専門医/指導医
  • がん治療認定医