小児科 医師インタビュー

小児科を担当して25年。
親子2代、3代に渡って診察することもあります

小児科 顧問
曽根 良治
たくさんのお子さんを元気にしたい

私が小児科医になって、これまでに3万人を超えるお子さんたちに会い、診察する機会に恵まれました。症状の軽いお子さんから、重い病気のために手術が必要になったお子さんまで、実にたくさんの「小さな命」に接してきました。
時代も医療も変わる中で、お子さんたちが元気になってほしいという思いで私は診察を続けてきました。その気持ちは今も全く変わっていません。病気のお子さんが元気になって笑顔を取り戻してくれたら、小児科医としてとても嬉しく思います。

大和徳洲会病院での経験は四半世紀に

私が当院で小児科を担当して25年になります。
振り返ると、いろいろな患者さんたちを診てきたことを思い出します。小さいころから私がずっと診察をしてきた患者さんの中には、お母さんになってから自分のお子さんを連れてくるといった、親子2代、3代に渡って診察していることもあって、時間の経過を感じることがあります。
成人してから、高齢になったお母さんと一緒に私を訪ねてくれたり、未熟児で生まれ、軽い障害を持つお子さんが車いすに乗って、わざわざ会いに来てくれたりして、嬉しくなったこともありました。これも全て長年診察をしてきたからだと思っています。

長く診察をしている患者さんの中には、ご家庭にはおじいちゃんがいるといった家族構成はもちろん、どこにお住まいなのかを存じ上げることも多く、地域に根差した診察をしてきたことを日々、実感しています。

心配になったらまずは受診を

小児科と聞くと、子どもを専門にした診療科だと思う方も多いと思いますが、現在は必ずしもそうではありません。

例えば川崎病など一生の病気と言われるものの中は、大人になってからでも小児科医が診た方がいいケースもあります。病気の種類によって、対応が異なることもあるのです。

もしも、お子さんのことで不安に思うことがあったら、とにかく気軽に受診してほしいと思います。私はたくさんのお子さんたちを診てきましたので、その経験を活かした診察ができますし、病気の種類や程度によっては他の診療科や医療機関をご紹介することも可能です。ですから、早い段階で受診と治療をお薦めします。

当院は地域に根差した医療を行っています。常に患者さんの近くにおりますので、相談していただければ、いろいろな角度から患者さんの不安を解消することができると思います。これからも変わらず、力を尽くしていきます。

Profile
曽根 良治(そね よしはる)小児科 顧問

専門分野

  • 小児科

経歴

  • 千葉大学卒